セキュリティラベルが原因で鑑定不可になったカード

先日、お客様からお預かりしたカードが『Service Unavailable』となり、ラベル発行・ケース格納されずに戻ってきた事例がありました。

Service Unavailable(提供できるサービスがありません)ってどういう意味?

Web上ではこれ以上の情報がないため、カードが返却されるのを待つしかありません。

いざ返却されたカードを確認すると、何かしらの理由で鑑定されなかった場合などに貼付される紙に、”Sticker obstructs edge view.” と書かれていました。

”Sticker obstructs edge view.” ⇒ 「ステッカーがカードの端に被って見えない(意訳)」

この文章の下に、”FRONT” と ”BACK” と書かれた長方形があります。これは要はカードの表と裏という意味なのですが、今回は裏の長方形に赤ペンで印がつけてあります。なのでカードの裏面を確認すると、下記のようになっていました。

メーカーが改ざん防止として使用しているセキュリティラベルがカードに被っている

正直なところ、「ちょっとだけ剥がしてくれればよかったのでは、、」とも思いましたが、とにかくこれが今回鑑定されなかった理由とのことです。

BGSに問い合わせてみました

BGSに問い合わせたところ、「あまりない例だが、グレーダー(鑑定人)の判断でそういうことも起こりうる。」との回答でした。ちなみに公式サイトには今回の件に関する注意などの記載は見つけられませんでした。

鑑定料は?

前回の「Trimmed Card」同様、鑑定料はしっかり取られていました。(ちゃっかりしてる・・・)

まとめ

今回はレアケース(であってほしい)ですが、今後鑑定を考えていらっしゃる方はBGSに送る前に確認が必要ですね。グレーディング・サービスではセキュリティラベルが貼られたケースに入れての提出は極力避けていただくよう案内していこうと思います。 

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